2008年04月27日

千早とうはっと無駄になりかけた切符02

26日昼・千早登り

亜美:はーい。今はごご1じのちょっと前だよー。
犬 :新大阪からは、JR線で天王寺まで出たんだ。そして、道路を挟んで向かいの近鉄阿部野橋から、準急で古市(ふるいち)、そこでまた、河内長野行きに乗り換えた。
真美:その2つ目でおりると、林さんが飛んでっちゃった駅に着くんだよ?
犬 :富田林だよ! で、今日の目的地へは、ここからまたバスに乗るんだ。…どこへ行くか、紹介する前に…、
亜美:うん! 今日のスペシャルゲスト、千早お姉ちゃんをしょーかいするよ!
千早:よろしくお願いします、みなさん。
犬 :遠いところ、お疲れだったね。…荷物とかあったら持つよ?
千早:い、いえ、短い山歩きと聞いていましたので、それほどのものはありません。
犬 :そうか、ならいいんだ。
千早:…どうしたんですか、プロデューサー?
犬 :ん?
千早:…いえ、なんだかいつもとは態度が違う気がするのですが。
犬 :そ、そうかな…。ほら、今日はゲスト参加をしてもらったし、その上わざわざきてもらったりしてもいるし、なあ?
亜美:んーふーふー。今日だけは、千早お姉ちゃんのきげん、悪くしたくないんだよね、わんわん?
犬 :ま、待て、滅多な事を言うな…。
千早:…やはり、何かあるのですね…。
犬 :ち、違うんだ! プロデューサーたるもの、アイドルには基本的に優しく接するべきであって、それ以上の事は何も…。
千早:それで、今日の目的地というのは、どこなのですか?
犬 :…スルーされたよ…。
真美:はーい。これから乗るバスは、富田林駅の東口、2ばんのりばから発車するんだよ?
千早:行き先は…っ! …なるほど。私が呼ばれた理由がわかったわ…。はっ!? バスの路線名まで…。
犬 :途中の、森屋西という停留所の手前から、終点の千早ロープウェイ前まで、バスは千早赤阪村の西部を縦貫して走るんだ。…残念な事にこの村は、財政難を主な理由に、隣の河内長野市と合併する事がほぼ決まっているんだけど、そうなるまでは、大阪府で唯一の村なんだね。
亜美:千早お姉ちゃん、河内長野さんとけっこんしちゃうんだね?
犬 :……たった今、読者さんの数名が改姓した!
千早:そんな単純な人ばかりではない、と信じて……いいですか!!
真美:あ、バスが出るじかんだよ? みんな急いで?
亜美:しゅーてんまでは580えんでーす。

千早:…だいたい40分、といったところでしょうか。……着きました。
犬 :ただ、本当にロープウェイの前まで行っちゃうと、バスがUターンできるスペースがないんで、徒歩10分くらいの距離を残して降ろされるんだ。
千早:なんというか…、路線の後半では、乗っているだけで恥ずかしくなってしまうくらい、千早千早とアナウンスされ続けた気がします。
犬 :千早赤阪村役場前、千早小学校前、千早大橋。そしてロープウェイ前。
真美:んじゃ、急いでロープウェイの駅までいくよ?
千早:ええ。……ずいぶん、急な登りね…。
犬 :山地のど真ん中だからね。
亜美:千早お姉ちゃーん、わんわーん、早く早く!
千早:2人とも、そんなに急いで…、ロープウェイは逃げないでしょう?
犬 :いや、それがね…。土休日には30分に1本って事もあるし…
千早:あ、それでは、あと5分余りしかないのですね。…あるし、というのは?
犬 :ん、まあ、今日はいい天気だから、それは心配ないと思うけどね。
千早:?? …駅が見えてからが、また急ですね。
犬 :歩きでもまっすぐに道が取れなくて、2度折り返すくらいだね。…と、着いたね
千早:また、千早…。
真美:ねえわんわん? 真美達が十勝にいったとき、十勝に十勝があるのは当たり前だろ、って言ってたけど、これはいいの?
犬 :だってあれは、2人の本当の名前とは関係ないだろ? それに、こっちは、ただ名前が同じってだけじゃなく…
千早:?
犬 :い、いや、あの…、な、本当はわかってるんだろ?
亜美:んーふーふー。
千早:…何の事を言っているの?
犬 :さあ、切符を買って乗るよ! 片道は700円だけど、往復切符を買うと1300円に割引だ!
千早:…プロデューサー? いったい何を企んでいるのですか?
犬 :し、心配しすぎだよ。…ほら、左の窓、西側の眺めを見ていてごらん。途中で視界が開けると、河内平野が一望できて、靄がかかっていない日には、大阪湾や淡路島まで見えるそうだ。せっかくの眺望だよ、リラックスして眺めていようよ。
真美:今日は見えないね、ざんねん。
千早:…それにしても、あまり下を見たくありませんね。
犬 :下の千早駅と、上の金剛山駅とでは、標高差が200mほどあるらしいね。
駅間は1.8キロ、秒速5mで進んで、6分ほどで着くんだって。
千早:…車内アナウンス、そのままですね。
犬 :だって、ネットで探しても詳しく書いてあるところがなくて…。あ、そうだ。バスの停留所は千早ロープウェイだったけど、本当の路線名は金剛山ロープウェイ。たぶん、バス会社が金剛バスで、ロープウェイの運営には関わっていないから、自社の名前と重なるのを避けたのかな。
亜美:もう1つ、同じトコにくるバスの会社では、千早ロープウェイっては言ってないんだって。
犬 :ロープウェイの運営は、千早赤阪村がやっているそうだ。…それから、ロープウェイは、2台の車が、上と下とから同時に発車するんで、索道も2本渡されているんだ。
千早:ええ、…見ればわかります。
真美:千早お姉ちゃん、テンション下げちゃダメだよ。
犬 :そうそう、縁起でもない。
千早:…縁起、ですか?
犬 :テンションって、綱とかの張り具合も指すよな? ロープウェイでそれが下がったりしようものなら…
千早:や、やめて下さい! ああ、こころがあらわれるようなすばらしいながめですね、ふふっ。
亜美:棒読みだー。
犬 :…ところで、2台あるうちの、千早駅から見上げて右側、土休日には毎正時に上から降りてくる車は、あかさか号って言う。
千早:なるほど、村の名前の半分ですね…っ! では、同時に登り始める車…、いま乗っているのは…。
犬 :うん。確かめてないけどたぶん、言うに及ばないね。
真美:んじゃ今、千早お姉ちゃんに乗っちゃってるんだね?
犬 :真美っ! なんて事を言い出すんだ! 性的な意味で。
千早:……くっ!




posted by 負犬山禎之丞 at 06:06| Comment(0) | 徘徊録 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]