2008年03月11日

Live 4 YUKIHO! 1

雪歩:プ、プロデューサー? なんでこんなデザインになっちゃったんですか?
 そりゃ、こうでもしなきゃ、イメージカラーゆえに雪歩がここに来られない状況を打破できなかったんだよ。
雪歩:だからって…、うう…、私がダメダメなばっかりに、他の記事と違いすぎな事になってしまって…、ぐすん…。
 泣くなって。
雪歩:きっと私なんか、穴掘って埋まっておいた方がいいに決まってますぅ!
 掘るなぁ! これ以上掘るなぁっ!
雪歩:…え? これ…以上…ですか?
 そうだ。どうしてこんなデザインなのか、周りをもう一度よく見ればわかるはずだ。

雪歩:…こっ、これはっ……、わ、私、とっくに穴の中にいたんですね?
 ああ。引っ込み思案で人前に立つのが苦手、男の人はもっと苦手な雪歩でも、これなら安心してトークができるだろう? その上、ここ特有のイメージカラー問題も解決できて、これぞ一石二鳥ってモンだ。
雪歩:そ、そういう事だったんですか…。さすが、プロデューサーですねえ…。
 それほどの事じゃないさ。
雪歩:これなら、私でも安心し…て……はっ! はわわわわっ!!
 どっ、どうしたんだ雪歩!? ゴキブリか何かいたのか?
雪歩:プッ、プ、プロデューサーとっ! わ、私、こんな狭い穴の中で、お、お、男の人と2人っきりに……。
 ま、待て雪歩っ! 落ち着けっ! 俺を男の人と思わなければいいんだ! だって俺は犬……うっ!?
雪歩:ひいいいっ! いっ、犬はもっと駄目ですぅ……。
 くっ…。雪歩に出てもらうために、イメージカラーの他にも問題があったとは…。しかもこれ、俺が俺である限り、どうにもならないじゃないか!
雪歩:いいやああああああああっ!!!!!
 お、落ち着くんだ! 大丈夫だから! …とりあえず俺が穴から出るから! ほら!
雪歩:あああ……あ……。っ…はあっ…はあっ……。
 今、お茶をそっちに降ろしてやるからな? とっておきの高級茶葉を使って、少し温めにしてあるから……、な?
雪歩:………ごくっ……んっ、ふう……。
 よかった、ひとまずパニックからは立ち直ったようだ。…その後、落ち着きを取り戻した雪歩は、時折冗談も交えた俺との巧妙なトークを繰り広げ、今日の記事は大好評。かつてないほどの数のコメントがついた。

     パーフェクトコミュニケーション 

雪歩:お、終わっちゃうんですか? 私、このために呼ばれたんですか?
 ご、ごめん。つい…。
雪歩:よ、よかったぁ……。そうですよね。これだけ、なんて事ありませんよね…。
 うん。文字の背景に色を付ける機能の使い方はこれだけじゃない。等幅フォントを使う事が条件になるが、1文字ずつで改行しつつ背景色をつけてやれば、垂れ幕っぽいものができる。しかしこの場合は改行幅を調整して、各行が繋がって見えるようにしてやらないと駄目で…
雪歩:…そ、その事じゃなくて…、あの…、これだけじゃ、トークの内容もないって…。あああ、す、すみません…、私ったら、差し出がましい事を……。
 わ、悪かった、悪かったから! うう、みんな当たり前のようにツッコミを入れてくれるから、つい…。
雪歩:あの、そ、それで…、今日は、何のお話をすれば…。
 ああ、今さらながら『アイドルマスター ライブフォーユー!』の話題を、もうちょっとと思ってね。まずは、改めてゲームの説明を、雪歩にやってもらおうか。
雪歩:は、はい。…私達765プロの、ファン感謝デーイベントが舞台になってます。それで、プレイヤーのみなさんには、私達のファンの代表になっていただいて、好きなアイドル、好きな曲を選んで、ステージに立った私達の応援をしていただきます。簡単に言うと、こんなゲームですね。
 うん、うん。 
雪歩:『アイドルマスター』とは違って、最初からデュオやトリオが組めるようになってますし、いきなりドームでのライブだってできちゃいます。
 そうだねえ……。
雪歩:?? …え、ええと、隠しキャラだったショートヘアの美希ちゃんも、右スティックを押すだけで使えるようになりますし、それに、何と言っても、真美ちゃんが使えるんです! これまでは、亜美ちゃんと交替でステージに立っていましたけど、どっちが出てるのか、わかりませんでしたからね。
 いいねいいね。
雪歩:…あ、あの? プロデューサー?
 このゲームをやって、いちばん感慨深かったのは、初めて会ったファン代表の前でも、雪歩がちっともオドオドビクビクしてなかった事だね。だいぶ自信がついたみたいだなあ、って。
雪歩:そ、そうですかねえ…。
 と思ったのも束の間だったけど。
雪歩:や、やっぱり私…、プロデューサーにはそんな風に思われて…。うう、こんなダメダメな私なんか、穴…
 だから掘るなーっ! ほ、ほら、さっきの説明だって、噛まずにしっかり言えたじゃないか。自信を持って進めたまえ、荻原君!
雪歩:な、何で社長の真似なんですか? それに私、萩原です、は・ぎ・わ・ら…。
 いや、やっぱ社長の真似ったらこれだろ。…それはそれとして、先に進めよう。
雪歩:は、はい…。ええと、ステージに立った、私達アイドルに、ファン代表さんができる事は2通りあります。
 ふむふむ。
雪歩:まず1つは、私達を撮影する事です。ライブカメラをコントローラーで操作して、カメラ距離や角度、ユニットの場合は誰を映すか、自由自在……らしいです。
 うん。俺これやってないからわかんないや。
雪歩:……。もう1つは、私達を応援する事です。本当のライブの時でも、ファンのみなさんは、手拍子を打ったりかけ声をかけたりしてくれますよね?
 いわゆるPPPHだね。パンパンパンヒュー。
雪歩:あれを、コントローラーでやっていただくんです。
 チャッチャッチャッチャ! ピッピッドンドン!
雪歩:応援には、難易度が3段階あります。イージーでは、ボタン2つでかけ声をかけていただきます。
 チャーミー・プリティー・ビューティー・雪歩! ミスター・ドリラー・ディグダグ・雪歩!
雪歩:あ、あの…、そういうかけ声はありませんけど…。
 え? そうなの? 俺、イージーやった事ないんで…。
雪歩:…。
 だいたい、かけ声なんて、曲のバックに擦り込まれてない? はーいはーいはいはいはいはい! とか。
雪歩:そ、そうですけど…。
 あれ、芸が細かいんだよね。千早メインのユニットの時だけ、なーいなーいないないないない! になったり。
雪歩:そ、そうだったんですか!? うう…、私、不勉強で…。こんなダメダメな私は、穴…
 だーかーらー、そこはツッこむところなんだよ。掘るところじゃないよ。…わかった、今日はあんまりボケないように努めるよ。だから頑張れ、自信を持て、クヨクヨするな、何事にも動じない強靱な心こそが最強の武器なのだからぁ〜。
雪歩:な、何か違うゲームになってませんか?
 そういえば、うちの最寄り駅の近くにある本屋のさ、店長さんが御明寺さんっていうらしいんだ。レッツゴー!
雪歩:はい! 次に行きますね?
 …天然か?
雪歩:難易度ミディアムでは、ボタンが6つに増えます。手拍子、タンバリン、笛、マラカス、太鼓の面、太鼓の縁、以上6つの鳴り物に対応してます。
 この辺から、音ゲーっぽくなってくるんだね。
雪歩:これを、ボイスレッスンみたいに、画面の下の方で流れてくる印に合わせて押していただきます。
 ボイスレッスンがわからない方は、『三国志大戦』の一騎打ちを思い出していただきたい。
雪歩:お、音楽のゲームを、じゃないんですか?
 クヨクヨするな。
雪歩:はい! 頑張ります!
 ……じわじわと、俺が雪歩をよくわかっていない事が暴かれていく…。まあ、いつもの事だ気にしない。
雪歩:難易度ハード。これは、ボタン操作はミディアムと変わりません。ですが印の数がずっと増えますし、何より、ミディアムでは、どんなにダメダメな応援でも、曲の終わりまで続けられるのに、ハードでは、途中でライブが失敗に終わっちゃう事もあるんです。
 俺、最初に選んだのが『エージェント夜を往く』のハードだったんだよね。イントロすら終えられずに真を這いつくばらせちゃった……。
雪歩:可哀相な真ちゃん……。
 えーと、ゲームの説明は、とりあえずこんなところかな。
雪歩:そ、そうですね。
 うん。まさか1回の記事で、ゲームのあらましを全部書けるとは思ってなかったよ。
雪歩:え? だ、だって、プレイヤーさんがやる事って、ほとんどありませんよ?
 まあそれもあるけど、雪歩が上手に説明してくれたのが、いちばんの理由かな。
雪歩:そ、そうでしょうか…?
 うん。雪歩のくせに生意気だ、ってくらい上手だったな。
雪歩:すっ、すすすすみませんっ! わ、私ったら、身の程もわきまえず上手に…
 うわあ! またやっちまった! い、いや雪歩、生意気なくらいでちょうどいい…
雪歩:も、もう私なんて、穴……
 待てえ! お、落ち着け雪歩! 俺、説明が上手だから駄目、なんて言ってないんだぞ?
雪歩:そ、そうですけど…。
 それにさっき、ファンの前でビクビクしなくなった雪歩は、きっと歴史に名を残すアイドルになるだろう、って言っただろ?
雪歩:……言いました、っけ…?
 ああ。嘘だと思うなら、この記事もう一度読み返してみてくれ。
雪歩:……ええと、…どこでしょう……。
 記事をずーっと読んで、そのまま俺の心の中まで読めば書いてあるよ!
雪歩:無理ですよぅ…。
 そう思ったから、俺、雪歩を初めて選んだソロユニットでは、有名な歴史上の人物にあやかった名前をつけたんだ。
雪歩:あ、ありがとうございます…。なんだかもったいないかもです…。
 ちゃんと雪歩の名前にも絡められる、格好の戦国武将がいたからねえ。
雪歩:……お侍さん、ですか…?
 うん。名付けて「13代目穴山梅雪」
雪歩:や、やっぱり私は、穴…
 ま、待て待てえ! そこだけを見るんじゃない! いいか? 雪の字は言うまでもないな? 梅の字は、梅こぶ茶でほっこり和んでいるコタツ姿の雪歩をイメージさせる。
雪歩:コ、コタツ姿ってなんですか…。
 山、はね…、うん…
雪歩:い、いま考えてますね!? あ、後からこじつけようとしてますね!?
 そういうブログだ!
雪歩:は、はい! …す、すみません…、うう……。
 お、怒ったんじゃないんだから、泣くなよ…うう…。
雪歩:し、しっかりして下さい、プロデューサー!
 いつの間にか立ち直った上に、俺を励ましてる!?
雪歩:わ、私だって、いつまでも励まされてばかりじゃ駄目なんです!
 うん、うん。本当に雪歩は立派になったな。…なでなで。
雪歩:ひいっ! どっ、ど、どこを撫でてるんですかっ!?
 うわあっ! ご、ごめん、暗くて見えなかったよ…。
雪歩:せっかく穴の中にいるのに、そんな事されちゃ落ち着けないですぅ…。
 い、いま出るから…。というか、された事に対して、その反応はかなり落ち着いていると思うが…。
雪歩:うう…。なんて言うか、私、コミュニケーションの内容がああだから、触られ慣れちゃったって言うか…。
 触っておいてナンだが、不憫な子だ…。あ、そう、そうだ。この感触だよ!
雪歩:な、何がですかっ!?
 雪歩自身はそう思ってないようだけど、実は結構なボリュームがあって、某女性同人作家さんがおっしゃるには、バストとウエストのサイズからして、Eカップは確実らしい胸をイメージさせるのが、山の字だよ!
雪歩:なっ、な、何を言ってるんですかっ!?
 …どうだ? 名前の4字が4字とも、雪歩のイメージにピッタリだ。
雪歩:……。
 ……だ、駄目?
雪歩:戦わないで信長に下っちゃった、ダメダメな武将は、穴…
 うわあしまった! 雪歩は時代物に詳しかったか! というか、勝頼と不仲だったんだから、寝返りは仕方ないだろう!
雪歩:穴山家は断絶してるって、鯛千代さんがおっしゃってましたし…。
 そこはまあ、実は穴に潜んで綿々と続いていたという事で…。
posted by 負犬山禎之丞 at 23:47| Comment(2) | 朦朧堂、脱線の間 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
えーと・・・イージーもボタンは6つ使います。
ブラボーミュージックで「イージーはボタン1個」という豪快なモードがありましたけど、L4Uはマーカー数が減るだけですね。

>穴山家断絶
私は事実を述べたまでなので、穴掘って埋めるのは一人分にしておいてください。
・・・と、雪歩をよく解ってない人がもう一人。
他人を埋めたりはしないんだっけ?
Posted by 鯛千代 at 2008年03月13日 00:43
む、イージーでも6ボタンですか。学習しました。

イージーでは画像処理が簡略化されて、妙に角張ったアイドル達に会える、という展開も考えました(おい)
ですが、いかに雪歩をよくわかっていなくとも「それはイージーじゃなくてシンプルですぅ」というツッコミができる娘じゃない事くらいはわかりますのでやめました(もっとおい)

あと「思いあまってプロデューサーと心中を図る雪歩。だが、2人で穴に入ったら、誰が埋めるのか!?」というプロットを思いついたのですがどうしましょう(殴)
Posted by 負犬山禎之丞 at 2008年03月13日 17:40
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