2007年12月04日

癒しの道はマイウェェェッ! 01

「みなさ〜ん、三浦あずさです〜。…えーと、今日は、440年くらい昔の、小田原の町にきています〜。…賑やかですね〜。……今日のお仕事は、…何でしたっけ、プロデューサーさん?」
 ええ、鯛千代プロデューサーのリクエストはありませんが、それにお応えして『太閤立志伝X』の医師プレイを、あずささんにレポートしてもらう事になってます。
「あら〜、お医者さんごっこですか〜」
 医師プレイですっ! あずささんにはこれから、戦国の世に疲弊した人々を癒やし、後々まで名を残す名医になってもらいます。
「…私が、お医者さんですか〜?」
 はい。…ではさっそく、キャラメイキングを始めましょう。まずは外見、髪型または冠り物、目、鼻、口からなる顔の部分ですが…、
「…あまり似てませんけど〜」
 仕方ありません。春香みたいにモロはまりのができたのは奇跡みたいなモンです。…次は服装ですが、これなんかどうでしょう?
「…こ、これを着るんですか〜?」
 医者らしい服はなかったんですよ。でも、医師として大切なのは奉仕の心。それを表すにはこれ以上ない服装だと思いますけど…。
「んー、言われてみると、そうかも知れませんねー。…わかりました〜」
 外見の最後は、装飾品です。武士にしたいキャラを作るなら刀や槍、忍者にしたければ鎖鎌、というような、まあアイテムですね。
「お医者さんらしいアイテム、ですかー」
 そうですねえ…、やはり、片時も書物を離さず研究にいそしむ姿なんて、それっぽいですよね。……というわけで、こんな感じに!
「……」
 ……
「………」
 ………
「……お医者さん、というより、これは…」
 どう見ても、ウェイトレス……。
「やっぱり、この服装は…。この時代でしたら、お医者さんは着物でよかったんじゃ…」
 そんな事はありません! この時代だからこそ、です! ポルトガル人が種子島を訪れて17年、ようやく南蛮文化が広まり始めたこの時代、進取の精神を表すにこれ以上の服装がありますかっ!
「プロデューサーさん…、そんな事まで考えに入れていたんですか〜」
 …どうやら喜んでもらえたようだ…。では次は、キャラ情報の設定です。
「キャラ情報…ですか?」
 はい。名前や性別はもちろん、生まれ年や寿命に死因などのプロフィールから、気性や義理などの性格傾向、そして大雑把なパラメータですね。手間を惜しまなければ人物列伝も書き込めます。
「ずいぶんたくさんあるんですね〜」
 そうですね…。案外面倒になってくるんですが…。まあいいです。まずはプロフィールからですね。名前と性別とは言うまでもなし。生まれ年は…、いちばんポピュラーなシナリオ、1560年開始の『日輪の章』に登場するギリギリの年にしておきましょう。
「おまかせします〜」
 寿命は…、んー。まあ適当に決めてもいいんですが…。
「現代のように長生きするのも、不自然でしょうか〜…」
 そうですよね…。人生50年、なんて言葉もありますから…、うん、91歳にしましょう。
「はい?」
 ま、あずささんと言って真っ先に思いついた数値で、適当に…。
「……ですから、不自然では…」
 そんな事はありません! 例えば北条家の長老、北条幻庵は、シナリオ開始時点ですでに70近くですし、陸前大崎家に仕えた一栗放牛なんて武将は、秀吉に潰された主家を再興するために立ち上がり、志叶わず戦死を遂げた時に、何と92歳!
「きゅっ、きゅ、きゅ…」
 ナインツーPMです。
「……」
 あー、ま、それはそれとして…。いいですかあずささん? あずささんは医師として、この時代の人々が100まで活きるように頑張ってもらいます。ですから91歳なんて、短い方ですよ!
「わっ、わかりました〜。頑張ります〜」
 では次。死因は、病死か戦死かしか選べませんから、まあ改めて言うまでもなし。…他の登場人物の子という設定にもできますが、それもいらないでしょう。それから出自ですが、これも考えるまでもなく平氏で。
「あ、あの〜、…考えるまでもないんですかー?」
 ええ。…だって三浦一族は平氏の出ですから。
「知りませんでした〜」
 いちおう、京都で政権を牛耳った平氏と区別して、北条、三浦、畠山、土肥、梶原…、関東で頼朝に仕えた平氏を「板東平氏」と呼んではいますが、元は同じ桓武平氏と見て間違いない、というのが現在の定説です。もっとも…。
「……?」
 明治になって、苗字を持つ義務ができた時、地主などの苗字を適当にもらう例が多かったようで、今じゃ苗字と出自とは一致しない方が多いですけどね。最近まで待たずとも、すでにこの時代、関八州に覇を唱えた北条氏は、同じ地域で権力を持ったから改姓したもので、鎌倉北条とは縁もゆかりもないんですけど。
「えーと、…だんだんマニアックなお話になってきたみたいです〜」
 この辺は高校で習うでしょう! …さて、あずささんのプロフィールでは、あと…、最初に登場する場所は、まあ三浦一族ゆかりの土地に近いって言うと、小田原の町しかありませんね。
「だから、今日はここに呼ばれたんですね〜」
 …そういえば、とっくに言っちゃってましたね…。あとは武器の傾向ですが…、
「プロデューサーさん? お医者さんなのに、武器がいるんですか〜?」
 そりゃそうでしょう。町の外に出れば、治安なんてまったく整ってないような時代ですから。…まあ、とりあえず刀でいいでしょう。
「で、でも…、もし危ない事になったりしたら、私…」
 そうならないようなプレイを心がけますから、安心してください。…まあ、もしもの時でも、来ているものやアイテムには手を出さない、紳士な山賊ばかりですから。
「だったら安心です〜」
 …それもどうかと思いますが…。さて次は性格ですが…、これはプレイヤーキャラにする場合は、まったく影響しないので飛ばしちゃいます。
「それでは、次は能力でしたね〜。でも私、お医者さんの勉強もした事はありませんし、お侍さんの勉強も…」
 後者がどんな勉強なのか気になりますね…。まあ大丈夫ですよ。そんなに苦労しないよう、好きなように決められますから。
「ホッとしました〜」
 大きく分けると、パラメータと技能レベルとの2つがあります。まずパラメータは、武士などをする時に、合戦で有利か否かを左右する「統率」 山賊などとの個人戦での難易度に関わる「武力」 ……「政治」は特に説明しなくていいでしょう。それから、外交や策略の成果に影響する「知謀」 そして「魅力」もまあ説明不要、と。この5つですね。
「複雑そうで、困ってしまいます〜」
 気にしないで下さい。医術だけで突き進む場合、パラメータはほとんど関わってきませんから適当でいいんです。
「……」
 では、まず統率は、あずささんの身長から100を引いて、68にしましょう。
「てっ、適当過ぎませんか〜?」
 次に武力は、あずささんの体重……
「い、言わないで下さいプロデューサーさん…」
 どんな本を見たって書いてある事じゃないですか…。まあいいです。具体的な数値は秘しておくとして、100が最高という状況の半分弱という事で留めておきます。
「ほとんど言っちゃってますけど…」
 以下、もう読者にも先が読めていると思いますので簡潔に、政治91、知謀59、魅力86で。
「全部決まりましたね〜。…あとは、技能レベル、でしたっけ〜?」
 ええ、これは、まずはパラメータを補って幅を出す働きがあります。例えば統率が高い武将でも、騎兵を率いる事には長けていても鉄砲隊は上手くない、というような、癖というか特徴がつけられますね。
「なるほど〜」
 あるいは、パラメータで表せる範疇にはない技術の得手不得手を左右する目的もあります。政治や知謀に長けているからと言って、誰もが商才や医術にまで長けているわけじゃありませんよね?
「そうですね〜」
 …わかってます?
「うふふ〜」
 ……。技能レベルとか、特技、とか言われるカテゴリは、足軽、騎馬、鉄砲、水軍、弓術、武芸、軍学、忍術、建築、開墾、鉱山、弁舌、礼法、算術、茶道、医術。以上16に分かれます。そして、各々が0から5までの6段階のレベルに分かれます。
「…いっぱいありますね〜」
 あずささんの場合、新規武将として登録した段階で、建築と開墾とがやや高めになってます。それから礼法と茶道が2、ですか。
「お恥ずかしいです〜」
 …だんだんリアクションが読めなくなってきました…。ではこれを…、あずささんは礼儀正しい人ですので、礼法は4まで上げちゃいましょう。
「い、いいんですか〜?」
 ついでに、あんまり序盤で苦労したくもないので、弁舌と算術も4にしちゃいます。こんなところですね。
「あら〜? 医術が0のままですけど…?」
 いや、だってあずささん、医者の勉強してないですよね?
「はい…」
 せっかくですから、肝心のところはゼロから始めた方が、医の道を志すっぽさが出ていいんですよ。
「こ、志すっぽさ、ですか…?」
 ええ、ちょっと戦国時代の言葉を使ってみました。
「そうだったんですか〜」
 信じないで下さいっ! ま、これでキャラメイキングは終了ですね。なお、オリジナルキャラクターの作成は、ゲームを進めるうちに手に入る様々な「札」の総数が50になってから、またプレイヤーキャラの能力編集は、札の総数が1000になってから可能です。まだの人は精進して下さい。
「それでは、ゲームスタートです〜」
posted by 負犬山禎之丞 at 23:48| Comment(2) | 朦朧堂、脱線の間 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お心遣いに感謝。
でも私があずささんになって欲しいのは、医者ではなく私の患者なのですが・・・
札の話は初耳です、始めてからがっかりしなくて済みました。
とりあえず週末にインストール予定です。

それにしてもキャラの顔がなんとも・・・
キャラデザは伊藤潤二先生ですか?
Posted by 鯛千代 at 2007年12月06日 01:23
http://brightbell.main.jp/kipima/game/taikou5/

私がいろいろとアテにした攻略サイトです。
ただし、今の私でも初耳な事柄までありますので、早い段階では隅から隅まで見るのは避けた方がよいかと思います。

「札」につきましては…。
1000枚となると骨が折れますが、新武将を作るための、50枚というノルマは、決して面倒ではありません。
上記サイトで「名所」と分類されている札、これが32枚あります。
とりあえず、琵琶湖の周りで1ヶ所だけ不自然に空いている平地に立つ、大湊(今の、津)の町から1〜2マス下に立つ、富山から直江津までの北陸路を陸路で歩く。この3ヶ所を訪れると、あとは名所のマスだけカーソルの形が変わって見つけやすくなります。その時に特別な札が1枚貰えます。
32ヶ所すべてを訪れた時に、もう1枚特殊札を貰えます。これで34枚。
ただし、32ヶ所のうち、1ヶ所だけは、普通には行けません。海賊砦で修行して、水軍技能レベル3まで向上させ「船頭奥義」という札を得る必要があります。
レベル3になるまでに、他に3枚の札を貰えますので、これで38枚。
他、インストールした時点で選べる武将、秀吉、服部半蔵、納谷助左衛門、柳生宗巌の4人は、すでに人物札を獲得済み。
秀吉でプレイすれば、序盤のイベントで蜂須賀小六、羽柴秀長、竹中半兵衛、中盤で石田三成の札を自動入手。
これで46枚。
あとは適当に技能レベルを上げていれば、あっと言う間に50枚到達です。
頑張って下さいね〜。

ああ、そうそう。
結婚したあと、自宅で「妻と話す」コマンドが追加されます。
するといろいろと話しかけてくれるのですがその中に「お前さま、ご飯になさいます? それとも……」というのがあったはずですのでお楽しみでしたね(殴)
Posted by 負犬山禎之丞 at 2007年12月06日 19:13
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