2007年08月22日

十勝とばん馬とやたら多い切符10

15日午後・予想

犬 :さて、無事に記念誌も頂いて、これで今日の目的は達成だ!
亜美:ダメじゃん! レース見なきゃ意味ないよ!
真美:亜美にツッコミさせる人って、初めて見たよ…。
犬 :まあ、記念ブースも盛況そうで何よりだったな。あとがつかえていたから、きちんとご挨拶できなかったのが気がかりではあるけど、まあ主催の方も楽しそうにしておいでだったので何よりだ。
亜美:わんわんがもらおうとしたとき「1部でいいんですか?」って訊かれて、ビックリしちゃったね?
真美:わんわんってば、ちょっと答えにつまってたね?
犬 :ああ、あれは…、うっかり「じゃあ10部」って言いそうになってさ…。
亜美:よくばりだー!
犬 :オフ会とかでみんなに配ろうと思ってさ。まあ結局5部頂いてきた。そのあとで、地元の方に声かけていただいてな。
真美:そうだね。じもとの人も寒いって言ってたね。…わんわん、昨日つらそうだったけど、だいじょーぶ?
犬 :ああ、ゆうべきちんと寝たら、それで済んだみたいだ。
亜美:んじゃ、今度はレースにしゅーちゅーしてね? んと、パドック、ってトコ行くんだっけ?
犬 :直接見たいのは山々なんだけど、もう下見が始まっちゃってるらしいからな…。どこだか探してるうちに見そびれちゃ本末転倒だ。
真美:んじゃ、そのへんのテレビで我慢するんだね?
犬 :そうだな。その前にまず、出走馬をおさらいしておこう。

1枠1番 ユメノリュウ   出走取消
2枠2番 ノリノホウザン  500 4・3・3
3枠3番 モコトヤマトオー 500 7・6・2
4枠4番 マツノローズ   480 3・4・2
5枠5番 シゲコ      480 9・4・4
6枠6番 キラキラガールズ 480 4・2・7
7枠7番 リンタロウ    500 2・8・7
8枠8番 アツヒメ     480 10・2・5
8枠9番 ハイトレジャー  500 6・2・9

犬 :名前のあとの数字は積載重量。これが480キロの馬は牝馬、メスだ。そのあとの3つの数字は、最近の着順。最後のが前走だ。
亜美:んで、わんわんはどーやって予想するの?
犬 :だから、素人だからわからないっての!
真美:しんぶんを見ると、2ばんと4ばんが、最近のせーせきがいいみたいだね?
犬 :そうだけど…、あんまり順位は重要じゃないみたいだな。
亜美:そーなの?
犬 :例えば、前走で2着したのが2頭いるけど、3番の場合は、勝った馬との差が1秒なのに対して、4番のは15秒も開いてるだろ?
真美:…ホントだ。んじゃ、勝った馬との差に気をつけて見ればいいんだね?
犬 :そうでもない。今の2頭のレースを比べると、勝った馬同士のタイム差が6秒もある。4番の相手の方が速い。
亜美:んー、じゃ、じゅんばんは気にしないで、タイムを見るといいの?
犬 :駄目だなあ…。どの馬もムラがありすぎて参考にならないよ。
真美:んじゃ、どーすんのー?
犬 :もう一度、今の2頭をよく見てみよう。新聞を見ると、3番は前走で、ずっと2番手をキープして、粘り込んだのがわかるんだ。一方で4番は、山を越えた辺りでは真ん中へんにいて、最後に追い上げてきたけど届かなかった。
亜美:うんうん、ちっともわかんないけど。
犬 :こうやって全部の馬を調べてみると、山の辺りでは前の方にいるのに、最後には頑張りきれなかった事が多い馬とか、追い込んで届かない事が多い馬とか、いろんな事がわかってくる。
真美:そーなんだ! んじゃ、しっかり見てるとどの馬が強そうとか…
犬 :さっぱりわかんない!
亜美:ダメじゃん。
犬 :なにせ、勝った事がない馬ばかり集まったレースだからな。だから、はっきり言ってデータはまったくアテにできない。
真美:んじゃ、どーすんの!?
犬 :そこでパドックだよ。実際に、いま現在の馬の様子をチェックするんだ。
亜美:なるほどね! わんわん、そーゆーのじしんあるんだ?
犬 :まったく。
真美:……。
犬 :だってサラブレッドとは大きさが違うもん。まあ、骨格や肉付きは相似形なんだろうから、応用は効くと思うんだけど…。
亜美:つか、さ、もうそれしかヒントないんだよね…?
真美:おーよーがきくとしたら、わんわんはどんなところを見るの?
犬 :そうだな…、とりあえず、今モニターに映ってる馬の、前足が地面につくところをよく見よう。
亜美:うんうん。
犬 :数秒でその足が上がって、今度は後ろ足がつくよな。その場所に注目する事にしてる。
真美:どんな風に?
犬 :後ろ足がついたところが、前足がついたところと近いほど、その馬は調子がいいと思っていい。前足がしっかり地面を捕らえていて、なおかつ後ろ足がよく動いているって事だからな。
亜美:なるほどー。せっとく力があるね?
犬 :前後の足がほとんど同じ場所に降りるようなら、その仔は好調。もしも後ろ足の方が前に出ているようなら、絶好調だ。サラブレッドの競馬では、この方法でワイド三本すべて当てた事もあるよ?
真美:すっごーい! んじゃ、データが頼りにならなくても、いいセンいけそうだね!?
犬 :ただ、この方法には弱点があるんだ。モニター画像って、なるべく馬を真ん中に映そうとして、カメラをずーっと動かしてるから、後ろ足がつくまでに、前足がどこについてたかわかんなくなる。
亜美:ダメじゃん!
犬 :…まあ、駄目なりに頑張って、調子がよさそうなのをピックアップしてみると…、5番と3番…かな。
真美:えと…、5ばんの馬は「シゲコ」だって。女の子みたいだね?
犬 :いや、女の子だから。
亜美:3ばんは、「モコトヤマトオー」だって。男の子みたいな名前の馬だね?
犬 :いや男の子だ…、というか亜美、どこを見てそう思った?
真美:まこちんみたいだからでしょ?
犬 :…ここへ来て真を不憫に思うとは思わなかったよ。
亜美:モコト、ってなに? せっかく亜美と真美のレースなんだから、アイマスっぽくマコトってしてもらえばよかったのに。
犬 :いやそれは無理だ。それはともかく、たぶん、藻琴って地名に由来してるんだと思う。網走市の南に、東藻琴村ってところがあるんだ。列車の駅で言えば、網走と釧路とを結ぶ釧網本線で、網走から3つ目。
真美:へー。…わんわん、やけにくわしいね?
犬 :うん、実は行った事がある。一昨年の秋だったな。
亜美:…もしかして、わんわん…。
犬 :ああ。改札出た瞬間に「菊地モコトでーす!」って言いながらポーズ決めてきた。
真美:…。
犬 :網走発の始発列車で行ったからな。空気が冷たくて気分よかったなあ。なんだか今、真美達の視線も冷たい気がするんだが。
亜美:そんなことはないよわんわんあるいみでプロデューサーのおてほんだとおもってるよねえ真美?
真美:うんうん真美達がほめてあげないとだれもほめてくれないもんねほめるのメッチャむずかしいけど。
犬 :どうしたんだ、そのぎこちないしゃべり方は。…さて、そろそろ狙い目を定めておかなきゃいけない頃かな。
亜美:むむー。けっきょくどーやって決めたらいいのか、わかんないまんまだね…。
犬 :ま、そんな時にはモコトヤマトオーで行こうって決めてたからいいんだけど。
真美:まこちんみたいだから?
犬 :うん。せっかく亜美と真美のレースなんだからなあ。本当はヒメフタミって仔が出てきたらバッチリだったんだけど、半月くらい前に勝っちゃったから条件が合わなくなってさ。
亜美:ヒメだってさ、真美?
真美:うんうん、かわいーね! ドレスとか着て走るんだね?
犬 :いやそれはない。…ああそうだ、ヒメフタミのパパのパパの名前がな…、
亜美:なんなの?
犬 :マコト。
真美:んじゃ、こんどまこちんに会ったら、おじーちゃんって呼んであげようね、亜美?
犬 :その仕打ちは酷すぎる!



posted by 負犬山禎之丞 at 22:56| Comment(0) | 徘徊録 | 更新情報をチェックする
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