2009年01月06日

称号が光るけれど。

 リディア先生! リディア先生っ!
「あら負犬山くん。ボケましておめでとう」
 ……ごめんなさい。咄嗟に何も思いつきません…。
「むしろ惚けたのかしら」
 うう…。自覚があるんであまり触れないで下さい…。
「あらら、それは大変だわ」
 なんだか最近、誰でも思いつくようなボケしかかましていない気がするんですよ…。
「尾張よければすべてよし、とか言ってたものね」
 地元の競馬新聞で使っていたキャッチが、そのまんまでした。
「脳の活性化にはクイズがいちばんよ。本気で言ってるわけじゃないけれど」
 実も蓋もありませんね…。
「その後の調子はどうかしら?」
 お陰様で、何だかんだで青銅賢者になりました。
「あらビッ…それはおめでとう」
 今、ビックリって言いそうになりましたね?
「いやだわ、本気で言うわけないじゃないの」
 おめでとう、の方をですね?
「さすがわかってるわ!」
 あんまり誉めないで下さい。
「そう。…これで負犬山くんも、オーラを発するキャラになったのね」
 いつの話ですか! 確かに、昔にそんな趣向もありましたねえ…。
「話は変わるけれど、次の4科目で、いよいよ検定試験もお終いよね」
 そうですね。稼働当初は、本当に30科目も用意されるのかどうか、疑ってもいたんですけど、…よく揃えたもんですねえ。掉尾を飾るのは「江戸時代」「国語力」「アニメソング」「ハリウッド映画」ですか。
「あなた個人としては、それぞれどの程度を目標にするのかしら?」
 映画はBランクでいいかなと。…正直、その自信もないんですが、何だかんだで「高校野球」以外は不合格を経験せずにきてますんで、一発でBランクまで届かせたいところです。江戸時代とアニソンとはAランクを目指しますよ。
「そして、問題は国語力よね」
 いずれ失効するとはいえ、教員免許取った者としては、ただのSランクじゃ済まされないでしょうねえ…。5000点くらい叩き出したいと思いますが…。
「3500点から上は、問題運に左右されるものね。ちなみに、受験者層が近いと思われる「漢字検定」で5000点取っていたとしたら、520位台ね」
 今の4科目のように、受験者数が1000前後って事にはなりませんか、やっぱり。…みんな、アカデミーより、もっと「アンサーアンサー2」に打ち込もうぜ!
「馬鹿言わないの。…そういうあなた、そっちの方はどうなったの?」
 クラスはS2からA1の間で落ち着きそうです。…でも、ちょっとショックな事が起きまして…。
「あら、どうしたの?」
 いろいろとタイトルがもらえるじゃないですか。「早押し職人」とか「連想師範」とか。
「他には「ルーキー斬り」や「誕生日10人斬り」などもあるわね」
 どうしてそう、地味で嫌なタイトルばかり挙げるんですか!
「そう、そんなタイトルをもらってしまったのね…」
 いや人数はともかく、普通にアンサーしてればその手の緑タイトルは誰でも獲りますから…。
「緑タイトル…って、つまりいちばん格が低いものという事よね」
 ええ。イベントでもらえる特殊なものを除き、全タイトルとも6つの格がありますよね。下から緑、青、赤、銅、銀、金と。
「うんうん。○○斬りの仲間は、所定の人数に応じて、出題形式によるものは、勝率に応じて。あとはジャンルごとの獲得ポイント値で決まるものと、…大雑把に3系統ね」
 …僕、今のところたった1つだけ手にしている銀グレードが「あまのじゃく偉人」なんです…。
「……なんだか、友達になりたくないわね…」
 他のはせいぜい赤グレード止まりなのに…。
「でもあれだわ「チアガール千人斬り」とかと比べれば、後ろ指を指される事はないと思うわ」
 そんなタイトルありませんよ! それと後ろ指とか汚名扱いやめて下さい!
「それでは、国宝級を超えたあまのじゃくと名高い負犬山くんに、4人あまのじゃくクイズでの有利な進め方を伺おうかしら?」
 …褒め殺しってこういう事か……。
「もう…。そうやって、訊いてるのにすぐ答えてくれないからあまのじゃく呼ばわりされるのよ」
 わかりましたよお! …実は素直な人がトータルで強いんじゃないかと思うんですよ。
「またまた、汚名の取り繕いに必死なんだから」
 繕ってません! 要するに、選択肢の中で、自分にとって2番目にポピュラーなものよりは、もっともポピュラーなものの方が、ライバルとかぶらない事が多いんです。
「…ああなるほど」
 正しくはどんな問題だったか忘れましたけど、イメージとしては「東京のおみやげ品」という出題で、誰も東京ばな奈を選ばなかった、という事もありましたね。
「ああ、いかにもって感じだもの、選び辛いわね」
 複数がわかった時に裏をかいて、という場合は、まあ腹の探り合いにもなりますけど、どうにもわからない時には、無理して捻らないで、素直に無難に点を取りに行くのが大事ですよね。
「そうよね。狙って外したら0ポイント、素直に行ってかぶっても、10ポイントは取れるものね」
 ええ。それで運良くかぶらなければ儲けものです。そういう場合に限って、ライバル同士でかぶせ合って、結局自分だけボーナスもらえる事もありますし。
「へえー。なんだかむしろ、4人素直クイズって変えた方がいいみたい」
 そうなんですよ。…たまたま、どうにもならない問題が続いて、僕だけ当たり前のものを選び続けて、3連続で単独正解ボーナスもらった事がありましたよ。
「正直は3問の特、ね」
 上手い事を! で、ライバル達が、ああそれでいいんだ、と思ったところで、僕だけ捻りを入れて単独正解ボーナス取ったりして。
「……そこまで踏まえての、あまのじゃくクイズだったなんて……」
posted by 負犬山禎之丞 at 22:24| Comment(0) | 朦朧堂、謬説の間 | 更新情報をチェックする
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