2008年12月04日

38と72と72な切符05

7日朝・アイアンメイデン

千早:私達は今、マンションの区画を後にしまして、千早駅の西口を見渡す区画にきています。
犬 :東口と同じで、駅前にはタクシープールを兼ねたロータリーが広がってるね。こっちには路線バスの停留所もあるみたいだ。
真美:ねえねえ、もっと近くいって、キネン写真とろーよ?
犬 :ごめん、無理。
千早:そうよ真美。もう通勤の人達が大勢いる時間よ?
犬 :それもあるんだけどさ、千早カードを近づけるにも限界があるからなんだよ。カードと駅の看板とが離れすぎて、両方にピントが合わない。外観全体は諦めて、このくらい寄って撮るのが精一杯かな。
亜美:デジカメじゃなくって、わんわんの大きいカメラでもダメなの?
犬 :大きいったって、10年前で本体5万円くらいのモンだからねえ。重さがあるから、最近では旅行でもないと持ち出さないし、使う時もオートフォーカス任せで、使いこなせてないしなあ。被写界深度ってのを上手く調整できれば、なんとかなるのかも知れないけど…。
千早:すみませんプロデューサー。胸の深度が足りないばかりに…。
犬 :そういう事じゃないから落ち込まないで!
真美:んじゃ、写真はしょーがないね。…あと30ぷん近くあるけど、わんわんどーすんの?
犬 :えっと、西鉄に乗る前に、改札のそばにあるコンビニ寄るから、みんなも適当に腹ごしらえするもの買うといいよ。
亜美:はーい!

真美:とゆワケで、真美達はお買い物して、わんわんを待ってるんだけど…。
千早:朝食を選んでいるにしては、店内をかなり広範囲にわたって見ているわね。
亜美:あーっ、お菓子のトコでなんか買ったっぽいよ!? 亜美達もお菓子買いたかったのにー!
千早:我慢しなさい。あなたたちの年頃のうちに、朝昼晩としっかりしたものを食べておかないと……、その……。
真美:ん?
千早:両親が絶えずいがみ合っていて、心の安まらないあの家から、1分でも早く出たいばかりに、毎朝トースト1枚で済ませてしまっていたせいで、私は…、私の胸は……くっ!
亜美:わわわわかったよ千早お姉ちゃん! 亜美達、ちゃんとご飯食べて、千早お姉ちゃんの分もおっきくなるかんね!
千早:待って! 私の分は残しておいてっ!
真美:ど、どうやって…。あっ、わんわんきたね!
犬 :ごめんごめん、お待たせ。でもじっくり見たお陰で、いいネタが拾えたよ。ほら!
亜美:………さすがわんわん。
千早:まさかこのようなところでまで…。感服しました。
犬 :ちょうど2品で揃う組み合わせがあってよかったよ。うまい棒で帳尻を合わすのは、あこぎな気がしてさ。
真美:よくわかんないけど、こだわりの1枚だね!
犬 :惜しむべきは住所かな…。73-1だったらビンゴなのに。
亜美:引き算するトコじゃないよー。
千早:…あら? あの、プロデューサー。このレシートを見る限り、JRだけではなく、駅の建物全体の住所が水谷という事ではありませんか?
真美:あ、そういえばコンビニ、にしてつの下だもんね。
犬 :…そうだな。…じゃ、この間のネタ、なし!
亜美:てきとーすぎだ!
犬 :それじゃ、いよいよ西鉄に乗ろう!
千早:はい。…いったい今度はどのようなネタが見つかるのでしょう。
真美:千早お姉ちゃん、マジ変わったよね…。
犬 :切符買ってきたよ。亜美と真美と、千早と、はい。
千早:ありがとうございます。わざわざ私達の分まで。
犬 :西鉄だけじゃなく、乗り継ぎ切符だから、説明するよりまとめて買った方が早いかと
亜美:わんわんっ! ダメじゃん!
真美:真美達、えいえんの子供りょーきんでいいんだよ!
犬 :あ…。
千早:いいじゃないの。ちょっとだけ大人気分を味わうのも。
真美:なんか違くないかな…。ま、いっか。
亜美:へー。ここ、駅員さんが切符にハンコおしてくれるんだね。
犬 :…そうか、亜美達にはこれが珍しいのか…。
千早:私も、実際に体験するのは初めてです。春香から聞いて存在は知っていましたが。
真美:んじゃ、はるるんの駅には、駅員さんはいるんだね?
犬 :春香をどれだけ田舎者にする気だ…。さてと、先に改札通っててくれるか? ちょっと駅員さんに尋ねたい事があるんだ。
千早:はい。じゃ、行きましょう、亜美、真美。
亜美:はーい。
真美:わんわん、なんだろね。…あれ? もうこっちきちゃうみたいだよ?
犬 :うーん。噂通りだったな…。
千早:なにを訊いたのですか?
犬 :西鉄は、駅の案内板を模したキーホルダーを売ってるんだって。記念品にはうってつけだと思ったんだけどね。…どうもこの駅のだけ、ネットオークションでもなかなかの値段が付く、人気商品になってるみたいでさ、案の定、駅に割り当てられた在庫は完売してたよ。
亜美:さすが千早お姉ちゃんだね!
犬 :終点の貝塚駅ならあるだろうって教えて頂いたから、まずは行ってみよう。
千早:はい。そう聞くと、私も楽しみになってきました。
真美:売ってるといーね。
犬 :さて、ホームは階段の上。
亜美:わっ。あっちよりいっぱい千早お姉ちゃんの名前があるっぽい感じだね。
真美:あ、こんなのもあるよ?
千早:……恥ずかしいからやめて。…あ、プロデューサー。これはどうでしょう?
犬 :どうって、何が?
千早:アップにしてこう見れば、『世界樹の迷宮』で、登場人物に私達の名前をつけて、私のための鎧が「アイアンチェスト」だった事に感慨を抱かれたプロデューサーにも喜んで頂けると思います。
犬 :そ、それ、誉めてるんだよな!?
千早:ふふっ、どうでしょう?
亜美:千早お姉ちゃんの笑顔が恐いよー。
千早:私としては、負犬山禎之丞プロデューサーへの態度と違えているつもりはありませんよ?
犬 :それが余計に恐いんです…。え、ええと…、あ、そうだ。…ホームの北側の端っこから見ると、お互い高架化したお陰で、見えなくもないところに隣の駅があるんだよね。歩いてみると5分強だと思う。
千早:近いですね。
犬 :実は、千早を辛い目に遭わせてしまったあの交差点は、ここよりも向こうの駅、香椎宮前の方が近い…というか、向こうのテリトリーに含まれるだろうね。そして、そこから同じくらい離れたところに、西鉄とJRとの香椎駅がある。こっちは千早駅みたいに隣り合ってないけどね。
亜美:んじゃ、その駅にも、頑張ったら歩いていけるかもだね。
犬 :というか、JR千早駅ができる前には、この辺りの人でJRを使いたければ、歩いてたんじゃないかな。東の方に、別路線の駅もあって、そこから香椎へ出る手もあるし。
真美:でもさ、わんわん。じぇいあーる乗んなくたって、にしてつに乗ればよくない?
犬 :ところがそうじゃない。まず、この西鉄は市の中心部まで繋がっていないんだ。終点の貝塚駅で市営地下鉄に乗り換えないといけない。
千早:だから乗り換え切符なのですね。
犬 :調べても経緯がよくわからなかったんだけど、かつて西鉄が、この、旧宮地岳線とは別に、市内で路面電車か何かを走らせていて、後にそれが根こそぎ廃止になってしまったせいで、残ったこの路線は途中で途切れた感じになってしまったみたいだね。
千早:2社線を乗り継ぐのでは、割高になるのではありませんか?
犬 :うん。でも乗り継ぎが前提になってるようなものだから、正規運賃から割引してくれるみたいだね。
亜美:わりびきしてくれて、じぇいあーるとおんなじくらいになるの?
犬 :あ…、それ調べてないや。…いやそれよりね、ここにJR新駅を造ったのは、西鉄→市営地下鉄と、JRとでは、行き先が違うからというのも大きいと思うよ。
真美:んにゃ?
犬 :ゆうべさ、2人と俺が合流した時に、おいしいラーメン屋教えてくれるって言ってたと思うけど、そこって博多から地下鉄乗って行くんじゃなかったか?
亜美:あ、そだね。中州ってトコだったっけ。
犬 :福岡市が発展した過程には詳しくないんだけど、中州や天神と、博多と、2つの核がある感じなんだよね。まっすぐ行ければ2キロくらいの距離なのかな。
千早:そうですね。ガイドブックでも、それぞれにページを割いていましたね。
犬 :JR千早ができる前は、この辺りの人が博多へ出たい場合、香椎まで歩くか、西鉄→地下鉄で天神の隣り駅、中洲川端でもう1つ地下鉄を乗り換えるか、どちらかしかなかったんだね。
千早:なるほど。なまじ近くに線路が通っているだけに、かえって不便さを感じたかも知れませんね。
犬 :まあ、天神では駄目、博多でなくては、ってのは、博多より先の鹿児島本線とか、新幹線とかを使う時だけだろうと思うけどね。
真美:でも、じぇいあーるが駅つくって、どっちでもOKになったんだよね。
犬 :うん。…でも、もしかすると、この西鉄線が部分廃止になってしまったのに、その影響もあるかも知れない。
千早:2007年の3月まで、宮地岳線と呼ばれていたのだけれど、肝心の宮地岳を通らない事になってしまったから、路線名も貝塚線に変わってしまったの。
亜美:そーなんだ…。
真美:電車って、なくなっちゃうモンなんだね…。
犬 :首都圏にいると実感湧かないよな。…というところで、短くなっても一所懸命の心がけで走ってる電車がきたね。
亜美:んじゃ、次のもくてきちへしゅっぱーつ!



posted by 負犬山禎之丞 at 20:37| Comment(2) | 徘徊録 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
遅ればせながら確認してみたところ、チェストじゃなくてアイアンブレストでした。
余計生々しいという話もありますけど。

しかし言われてみるとアイマスキャラって、割と栄養状態と胸囲が直結してますね。
やよいも栄養さえあれば・・・
Posted by 鯛千代 at 2008年12月08日 02:51
いや、伊織は誰よりいいもの食ってそうですが(笑)
やよいに関しましては、Bランク以上になると、よく見れば育っているのがわかるんですよね(都市伝説)

なお、上の書き込みは、たまたま鯛千代プロデューサーが『世界樹の迷宮』をプレイしており、手間を割いてくださったという事であり、本文中で言及されている人物との関わりを示唆するものではありません(笑)
Posted by 負犬山禎之丞 at 2008年12月08日 20:32
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