2008年07月12日

十勝とばん馬とやたら多い切符18

17日朝〜午後・13日の城下町

犬 :アミューズメント・ギガを後にした俺達は、まず青森駅へ戻るバスに乗り込み、途中で国道103号を南へ向かうバスに乗り換えた。
亜美:そして着いたのが、セガワールド青森、だよ!
真美:ねえわんわん、せっかくあちこちのゲーセンきてるのに、写真とか撮らないの?
犬 :そういう事は他の人に任せよう! 俺は面白おかしく書く係をする!
亜美:そですか…。
犬 :…というわけで、2枚のプロデューサーカードに出勤履歴を残して、さあ次だ!
真美:早っ!
亜美:せっかくきたのにー。
犬 :…だってさ、それ以外にやる事ないもん。ネタになる事もなかったし。
真美:んじゃ、テッキョされてた方がよかったかもね!?
犬 :よくないよ! …では、近所のジャスコ前から出るバスで、駅へ戻るよ。
亜美:はー…い……、んっ? んんっ? これはタイヘン!
犬 :ど、どうした亜美!?
亜美:亜美の大ヨゲンによると、このゲーセン、2008ねんの1がついっぱいでへーてんしちゃうっぽいよ?
犬 :な、なんだってー!!
真美:……なんかしらじらしーよ、わんわん。
犬 :そんな事になるんだったら、もっと早くこの徘徊録を書いておくべきだった!
亜美:じかんがメチャクチャになってるよー。
犬 :さて、青森駅到着だ。
真美:とばしすぎだよ、わんわん。
犬 :急いでるから。今なら、11時40分発の「つがる16号」に間に合うんだ。
亜美:あれ? も1つのゲーセンには、電車でいくの?
犬 :うん。初めの日に新幹線を降りた、八戸駅まで戻るよ。12時42分に着く予定だね。そこで八戸線に乗り換えて、本八戸という駅まで。
真美:ふーん。…う、うにゃあ?
犬 :なっ、どうした?
真美:ホンってつく駅が別にあるの?
亜美:んじゃ、新幹線のはニセ八戸なの?
犬 :ニセはマズいだろ…。新幹線や東北本線の八戸駅は、1891年に日本鉄道って会社が作ったんだ。後に国が買い取って、東北本線と呼ばれる事になる区間の半分以上は、この会社が作ったんだって。
真美:ふーん。
犬 :でもその時、この駅の名前は「尻内」だった。今でも駅の住所は尻内町だね。
亜美:んじゃ、ホントは八戸じゃないんだ。
犬 :線路はなるべくまっすぐに引かれる、って話はしたよね。
真美:うん。新幹線は今の青森駅を通れない、ってのだね?
犬 :それと同じだよ。500年以上前から栄えていた八戸の街は、いま東北本線が通っている辺りから、東へ6キロほども離れてる。そして、割とすぐ北が、もう海なんだ。
亜美:んじゃ、ムリに線路を引けなかったんだね。
犬 :まあ、当時の記録とかを読んだわけじゃないけど、概ねこんな理由だったんじゃないかと思うよ。…盛岡−青森の路線が開通し、尻内駅ができてから2年3ヶ月後に、日本鉄道は尻内から支線を伸ばして「八ノ戸」駅を開業させた。今は沿岸伝いに久慈ってところまで行く八戸線も、最初は1駅だけだったんだって。
真美:ふむふむ。
犬 :国有化されて間もなくの頃に「八戸」と書き方を変えた。八戸が本八戸になり、尻内が八戸になったのは、ずっと最近の1971年の事らしいよ。
亜美:レキシを感じるね?
犬 :んで、本八戸の駅が、またちょっとばかり不便なんだよね…。
真美:なんで? だって後からわざわざ作ったんだよね?
犬 :数百年の歴史がある街だから、家やお店で土地が埋まっちゃってたんだろうね。線路引けるくらい何もないところといえば、お城の側しかなかったんだと思う。だから街までは、駅から10分以上歩くんだよ。これから寄るところもそんな感じ。
亜美:なんだか、いったコトあるみたいにくわしーね?
犬 :うん。今日とは違うところに、バトルギア3の鍵を作りに…。

真美:そんな話をしてるうちに、八戸駅とうちゃーく!
亜美:わんわんは、ゲーセンで使うものだけ持って、あとはコインロッカーに入れちゃって、コンビニのおにぎり食べたり、タバコ吸ったりしてるよ?
真美:朝、真美達と会ってから、吸ってなかったっぽかったかんね。
亜美:本八戸にいく電車は、ごご1じ7ふんに出るんだって。…あと2ふんちょっとだね?
真美:あ、わんわんが呼びにきた……あれ?
犬 :ヤバイよ、パスポートまでロッカーに入れちまったよ…。
亜美:んにゃ? 本八戸ってガイコクなの?
犬 :そんなわけないだろ。アイドルマスターやるのに必要なんだよ。
真美:??? …でも、もう電車乗らないとマズくない?
犬 :持たないで乗っても意味がないよ…。というわけで、駅員さんにごめんなさいして改札を出て…………、ロッカーをガチャガチャ……。
亜美:ロッカー代、いっかい分ムダにしちゃったね。
真美:それより、もう電車いっちゃったよ? 次のはどんくらいあとなの?
犬 :14時13分だったかな…。
亜美:1じかんもあるじゃん。…わ、わんわん? 駅から出ちゃうの?
犬 :ああ。運がよければ……、って、何この運のよさ?
真美:どしたの?
犬 :本八戸の街の中を通るバスが、ちょうど出るところだよ!
亜美:……ウソっぽいけど本当なのです。
真美:ネタっぽいけど本当なのです。

亜美:てゆわけで、亜美達は、街の真ん中のバス停まできたよ?
犬 :十三日町、ってバス停だね。たぶん、かつて市場が立った日付に由来してるんだと思う。
真美:1つ前のバス停は、にじゅーさんにち町だったね?
犬 :漢字で書くと廿三日町。この先へいくと三日町、八日町、十八日町と続くみたいだね。
亜美:じょーか町ってヤツだね?
犬 :うん。三日町の角から左…北の方へずっといくと本八戸の駅。駅からきたら、この辺までで10分以上かかってたね。…その途中に城跡があって、今は市役所などがある。…ただ…、
真美:ん?
犬 :駅から街までくると、ずっと緩い登りなんだよね。つまり、お城の方が低いところにあるんだ。前にきた時、この地形って城の機能としてどうなんだろう、って、…つまり、高いところから攻められ易いんじゃないかって思ったんだ。
亜美:バカと敵は高いところが好き、だね?
犬 :そんな言葉はない! でも、今日、バスの道を辿りながら地図を見てたんだけど…、番町とか徒士町、堤町、馬場町、堀端町、って、戦争の備えに由来してそうな地名が、市場由来っぽい地名の、お城から見てすぐ内側に並んでるんだよね。たぶん、軍備の拠点はこっちの方に重く置いていたのかも知れないね。
真美:敵を欺くにはまず味方から…。
犬 :関係ありません! …さて、バス通り、すなわち国道340号から、お城とは反対、南へ向かって5分ほど、もう1つの広い通りに行き当たると、左手側に次のアイドルマスター設置店、そしてこの旅で最後の目的地が見えてくる。
亜美:あ、道路の向こうにある、あれ?
犬 :うん。ゆりの木ボウル、って言うんだって。で、その2階にあるのが、インターネットカフェ「K−ONE八戸店」
真美:んにゃ? ゲーセンじゃないの?
犬 :この旅に出るまで、ネットカフェ使った事もなかった俺が語るのもアレだけど、普通、個室ブースはいろんなオプションがついてるだろ?
亜美:うん。ぜんせきこーそくネットせつぞくは当たり前で、他にエクセルが使えたり、テレビがついてたり、PS2とかがあったり、マッサージしてくれるイスがあったりとかね!
犬 :で、ここでは、ブースのうち4つに、アイドルマスター筐体が置いてある。他のオプションが、追加料金なしでPS2使い放題だったりするのと同様、ネットカフェ利用中は、プロデュースし放題だ! 一度ここを知った後では、200円5クレジットなんて、インフレ設定だ!
真美:にゃんと! 八戸の兄ちゃん達は大喜びだね!
犬 :ああ。…実は、旅のプラン建ててる時、初日に新青森まで行かないで、ここで一泊しようかと思ったんだよね。
亜美:…わんわん?
犬 :ん?
真美:…その時から、寝るつもりなかったんだね…。
犬 :あはははは…。いや、ネットカフェ自体が未経験だから、そもそも寝られるものだとは思ってなかったのもあるけどね。…ところが、出発する直前に、この店が24時間営業をやめてしまったんだ。
亜美:それじゃしょーがないね。
真美:でも、けさみたく、きてみたらなくなってた、つーのじゃなくてよかったね。
犬 :……それ考えると恐ろしいな…。近場にホテルはいくつかあるみたいだけど、最悪マジで野宿だもんな。…あの日、寒かったよなあ…。これがホントのガクガクブルブル。
亜美:……。
真美:……。
犬 :あー、オホン。…でも、もしまた北海道や北東北へきた時、ここが24時間営業を再開してると嬉しいんだけどな。
亜美:……あのね、わんわん。
犬 :ん?
亜美:亜美の大ヨゲンによると、このネカフェ、2008年の2月のあいだにへーてんしちゃうっぽいよ?
犬 :な、なんだってー!
真美:だから、しらじらしーって、わんわん。もっと早く書いてればよかったんだよ。
犬 :でもね、さっきの八戸駅とかの話、2008年の6月に出た本に書いてあったんだよね。だから待っててよかったんだよ。
亜美:そう言うためのネタを、ムリヤリ入れたね?
犬 :う……。それはそれとして、まずはネットカフェの入会手続き。ここで身分証明にパスポートがいるわけだ。
真美:…受付の兄ちゃん、わんわんの住所が東京って見ても、ちっともビックリしてなかったっぽいよ?
犬 :俺よりディープなプロデューサー達が、もう何人もきてるって事だろ。…さて、利用方法の説明を受けて、…長時間コースの利用を進められたけど、帰りの新幹線を考えると、1時間くらいしかいられないのでパス。
亜美:うー、せっかくきたのにもったいないよー。
犬 :でもな、1時間近く、まるまるプロデュースできるだけで御の字だよ。今までのところ、ほとんど足跡つけるだけだったのと比べればさ。
真美:そだね。
犬 :ではさっそく、これもフリーのドリンクを調達して、いざ、八戸以北の設置店、完全制覇へ!
亜美:らじゃー!



posted by 負犬山禎之丞 at 00:54| Comment(0) | 徘徊録 | 更新情報をチェックする
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